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先輩の声

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先輩の声……Vol.2

指定相談支援事業 せんとらる

管理者兼主幹相談支援専門員/ 社会福祉士

七木田 俊介

SHUNSUKE NANAKIDA

福祉の仕事に就いた理由を教えてください

私は学校で福祉を学んだ経験もなく、前職も福祉とは関係のない仕事をしていました。仕事を探しているときに松﨑理事長を始め、諸先輩方から福祉の魅力についてお話を伺う機会があり、そこから次第に興味を持つようになりました。

誠心会を選んだ理由を教えてください

私は遠野町出身であり、昔からやしおみ荘やふじみの園が身近な存在としてありました。地域福祉を支える役割を担う誠心会の一員として、自分も地元の福祉のお手伝いをしたいと考えたからです。

この仕事をしていて印象に残っていることや嬉しかったことはどんなことですか?

利用者との日々の会話や関わりの中から自分でも新しい発見や気づきがあり、自分も成長させてもらえるところです。

辛いことや不安に思ったことはありませんか?

東日本大震災が発生したときです。当時私はふじみの園に勤務していましたが、震災当日、非常事態ということで夜間帯の職員を増員させる必要があったことから緊急招集があり、停電の中夜勤を行いました。その後も東京電力福島第一原子力発電所の水素爆発もあり、いつ避難を余儀なくされるかわからない状況が続きました。利用者の方の生活も制限せざるを得ない状況であり、利用者の皆さんも不安な気持ちを抱かれていたと思います。

仕事において現在力を入れていること、目標にしていることはありますか?

その人の「障害」を見るのではなく、「その人らしさ」を見る。相談支援専門員としてその人らしさを発揮できるよう、人生の伴走者としての役割を果たせるよう心がけています。

福祉の仕事は休みが取れないと思われがちですが… 休日はどのように過ごされていますか?

せんとらるは土・日曜日が休日になります。最近は家族と出掛けることが多いです。社会福祉士の資格は、通信教育を受講して受験資格を取得し、合格することができましたが、休日を利用して勉強する時間も十分に確保することができていました。

福祉職を目指している方たちにメッセージをお願いします。

元々福祉職を目指していたわけではない自分が10年近く仕事を続けてこられたのも、日々の業務の中で自分なりの楽しみを見つけてこられたからだと思います。日々の業務に追われることも多いのですが、ふとした時に楽しさを感じることもあると思います。福祉の人材不足が叫ばれている中、一人でも多くの人が福祉に興味を持ってほしいと思います。